イライラする人は「肝タイプ」
【支配する精神活動】
無意識的、本能的な行動を司る。
【関連する感情】
怒り
【肝の役割】
- 循環・代謝・発散・排泄・解毒などをコントロールする役割
- 感情をコントロールする役割
- 血液を貯蔵する役割
- 肝臓や胆嚢だけでなく、爪や目、涙、筋腱なども分類
【要注意】
肝臓・目・筋
【肝の変調】
肝が変調すると、まず、疎泄と臓血の機能が影響を受けます。
疎泄(そせつ)※が働かないと気が正常に循環せず、※情志活動、消化吸収、気血の運行がスムーズになるようコントロールする働き気に押されて動いている血と津液も動かなくなり、?血(おけつ)※や痰が生じます。
※停滞している状態の血液。また、古い血がとどこおること。臓血(ぞうけつ)
※ができなくなると、肝から血があふれて、皮下出血を起こすこともあります。
※血液は飲食物や腎の生命エネルギーから作られて全身に運ばれるが、余ったものは肝にストックされ必要に応じて出し入れする働き。
血(血液)が不足してうまく機能しなくなる部位もでてきます。
肝は判断力や計画などの精神活動にもかかわるとされています。
【アドバイス】
肝臓が弱ると、ちょっとした風にあたっただけで涙が出たり(ドライアイ)、目が疲れたり、白目が濁ったり、爪が欠けやすくなったり、疲れやすくなったり、またイライラするため眉間のシワとして表面化します。
栄養が足りていないタイプなので、無理なダイエットや偏食などは避け、規則正しい生活リズムを心掛けましょう。
血を補う食べ物としては、レバー、ほうれん草などがお勧めです。肝臓に良いのは、しじみ、レバーです。
アルコールを控えたり、イライラするなどストレスにも気を付けてください。
夕方に異常な眠さがある方は肝機能の検査をしたほうがいいかもしれません。
優柔不断でよいアイデアがでない状態、すぐにキレてしまう方は、肝が変調しているのかもしれません。
(イライラしている方にはこのアドバイスも届かないかもしれません、心が平穏な状態の時に見返してください)