効果的なコーチングを行うには、コーチとクライアントの間に「コーチングが機能しやすい“環境”と“関係性”」を作っておく必要があります。
目指しているのは「対等な関係」です。
これを実現するには、「コーチングが機能しやすい“環境”と“関係性”」をつくり、「安心安全な関係」をつくることが前提条件となります。
このことを「コーチングの基盤づくり」と呼び、とても大事にしています。
わたしたちは、話しをする場所、座っている位置、相手との距離にも影響を受けています。
コーチングをする時は、これらの影響を理解した上で、クライアントが安心して話せる環境設定をしてください。
<場所>
相手のタイプや、話しの内容により、閉鎖した空間・セミクローズな空間・オープンな空間を使い分けましょう。
電話で行うことも可能です。
閉鎖した空間
ドアが閉まる個室など人に聞かれたくない個人的な内容が含まれる場合に適しています。
セミクローズな空間
観葉植物や簡易的な仕切りで、ゆるやかに仕切られた空間
コーチと二人きりになると緊張するタイプのクライアントの場合、セミクローズな空間のほうが良い場合があります。
オープンな空間
喫茶店や食堂など、不特定多数の人が、
あまり他人を気にせず一緒にいるような空間
短い時間で簡潔に、軽い感じですませる場合に適しています。
「コーチングが機能しやすい環境設定をする」の続きは
また次回に書かせていただきます。